Kazeeのブルペン待機〜ウォームアップ〜

<Kazeeの報徳学園での成績>

1年生夏:甲子園出場ベスト8、国体優勝(スタンド観戦)
1年生秋:県大会敗退
2年生夏:3回戦敗退(左手死球)
2年生秋:県準優勝、近畿大会1回戦敗退
3年生夏:決勝戦敗退
卒業後全国大会優勝

レギュラーメンバーとしての成績、もう一歩のところで敗退、、、

言い訳になるけど、

肘を、結果を、周りの目を、

気にしてばかり・・・

ゲームを、ピッチングを、相手を抑えること、

その楽しみを持つことが出来なかった高校時代。

打たれた時、四球を出した時、「気合い、入ってるのかっ!」
その言葉に対して、力むばかりの投球スタイル。

打者を抑えるには、どのようにすれば良いのかを頭で整理出来てなかった。
分からなかった。やり方を知らなかった。

やる気は、誰よりも人一倍にあったと思うんだけど。

打者を抑える楽しみを感じる事なく、技術的ステップアップもできず、

ゲームを楽しむことが出来なかった高校時代。

背番号1のピッチャーでいいねって思われるけど、
内面は、いつもビクビクだったんだ。

【行動に影響を及ぼす要因】

選手がある行動をしない・できない理由は

1)やる気がない(動機の欠如)

2)やり方が分からない(知識/方法の欠如)

3)知っているが継続できない(経験の欠如)

動機付け/方法/継続 ⇒ 行動 ⇒ 結果

Kazeeのコーチングの基本は、最初から「やる気」を疑うのではなく、

やり方、行い方を理解させるところからはじまる。

また、ゴールデンエイジでは、身体の成長段階に差もあり、

理解力のスピードにも差がある。

人には個人差があることを理解させることも大切コーチングと考えます。

「やる気」がなさそうな子どもでも、「やり方」が分かり、

「できた」楽しさを感じれば、その行動を行うのです。

子ども達は、「やり方」を知らないことが多いのです。

始めることに対する動機付け

□ 必要性の認知(理解)

□ 費用対効果を高める(納得)

□ 自己効力感を高める(効力期待)

□ ABCモデル/の活用(きっかけ)

Kazeeは、自分の肘の変形と手術の痕をみんなに見せます。

そして、どうしてこうなったのか?

身体の機能だけではなく、心と思考の問題も合せて。

子ども達に行動を起こさせるのは、子ども達もコーチも

根気がとても重要になりますね。

 でもね、
ビクビクしてたと言っても、ゲームを怖がっていたりしてたんじゃなかった。

勝ちたい、勝って当然、勝たなければならない。
今思うと、いつも肘が痛かったり、痛くならないか心配だったために、

打者に対してピッチングをするというよりも、

投げることができなくなる怖さと、捕手のサインに忠実にコントロールミスしないことを

考えるだけのピッチング。

それも気合いが全てと思い込み、、、

勝負そのものはその場凌ぎ、今日の結果にビクビク。

プロセスを楽しむことは、日々の練習での精進あるのみ。

ストライクの取り方は、一球一球ベースギリギリに投げなきゃ。

緩い球を投げると打たれるのではないかという不安。

  ※アーム投げのためカーブが曲がらなかった。

だから速い球、俺のストレートは速いんだ。

周りのみんなは、速球を期待してるんだ。

そんな思い込みだけだった。

体力はあったが、一試合完投するとフラフラ。

技術的にも、体力的にも100%全力投球、

それが、Kazeeの投球スタイル。

そりゃぁ~、疲れるよね。

だから、決勝までは行けるけど、息切れするんだな。

コーディネーション能力、動的柔軟性も乏しいKazee。

でも、投球の球の速さと長打能力はあった。

その上、人から認めてもらいたいという欲求が強い「サポータータイプ」の

Kazeeの性格が重なり合い、

親切な先輩、仲間からアドバイスを受けたら・・・

「走ったら肘は治るぞ!」
「あのケースは直球だろ!気持ちで負けてるからだ!」

アドバイスを受けるとそんな「サポータータイプ」のKazeeだから・・・

ほんとにわかるんだよ。

「肘が痛い!」って、なかなか言えないものなんだよ。

選手は、ほんとに、、、

だから、私は怪我した選手に対して、

怒りもせず、責めもせず、「頑張り過ぎたね!」の一言を付け加えて、

現状の認識と原因を話合うことにしているんだ。

もちろん、ドクターの診察があってこそだけど。

コーチと選手って、

選手が痛いって普通に言える間柄でなくっちゃね。

そして、

選手自身が自分を客観的に見つめられるように

支援することがコーチの役割でもあるよね。

『怪我した選手の心理』

【否定】→【怒り】→【消沈】→【認識】→【積極性】

【認識】自己認識までどのように導くかがコーチの技量だ。

*次回はkazeeの社会人野球時代のお話です。

 お楽しみに〜♬