8月15日「戦没者を追悼し平和を祈念する日」

夏の高校野球が毎年08月15日正午、試合を中断して甲子園全体が頭を垂れる日。

野球少年であった私は、そのことで戦争があったことを知るのですが・・・

世の中には専門家、評論家、知識人、いろんな方々がおられますが、

賢人と聞かれたならば、山本五十六のような方をいうのでしょうね。

二度に渡る駐在武官時代の冷徹な観察眼、「第一次世界大戦」の
戦況と航空機の発達を理解していたこと、大きな歴史を俯瞰する
度量が備わった人だったようですね。

海軍次官当時の山本五十六は当時の欧米事情に詳しく、
米内光政海軍大臣・井上茂美(いのうえしげよし)軍務局長らと
「日独伊三国軍事同盟」は、英米と無用な軋轢を生むと反対する。

「日米正面衝突を回避するため、万般の策をめぐらすべきで
絶対に日独同盟を締結すべきではない」

「三国同盟が成立すれば、現状でも兵力は不足している上に、
米英からの資材はこなくなる。一体これをどうするつもりなのか」

当時の情勢から山本五十六の発言、米内光政、
井上成美らの反対の主張は、肝が据わった発言ですね。

彼らは歴史を俯瞰する度量だけではなく、知識と気力を伴った人間力豊かな、
人を魅了する男であったことは、間違いないでしょう。

山本五十六は次のようなこと言っています。

「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ。
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、

道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

 

 

8月15日という甲子園。

賢人の必死な思いから湧き出る決意と人間力豊かな人への思いやり。

自分には何ができるか!

どのような「ちから」があるのか、出せるのか。

自分達の「可能性」「ちから」、それを発見するべき、はじまりの日でもある。